墨つぼのおすすめはこれ!?DIYで使って欲しいランキングトップ10!

こんにちは。金物店店主のハマゾーです。今回は、大工道具の代名詞とも言える墨つぼについてご紹介したいと思います。大工さんが墨つぼを手際よく使って墨を打つ作業ってかっこいいんですよね。まさに「手に職をつけてます!」という雰囲気が感じ取れる瞬間ですね。DIYを目的にされている皆さんであっても墨つぼを手際よく扱うことで作業が苦手な人であっても作業ができる人に見てもらうことができます。

また、建築現場に限らずDIYにおいても材木などに真っ直ぐな線を引く必要がある時には、墨つぼを使う必要が出てくるかと思います。材木に正確で真っ直ぐな線を引こうと思ったら墨つぼ以外に考えられませんからね。正確な線を引くことで真っ直ぐに材木を切ることができますし、切った後の組み立ての時に正確に組み立てることができるようになります。

ただし、日頃から大工さんのように墨つぼを扱ったことが無い人としては、どこのメーカーの、どの墨つぼを選んで使えば作業がしやすいのか判らないですよね。かといってホームセンターなどで働いているパートやアルバイトのおばちゃん、または従業員の方に質問しようと思っても良い回答が返ってくるとは到底想像もできませんよね。

かといってインターネット上での口コミやレビューを参考にしようと思っても評価をしている人が大工さんやDIYを頻繁にしている人の評価かわかりませんし、しかも墨つぼの評価ってインターネット上では、非常に少ないんですよね。使っている人が建築現場の大工さんや職人さんが多いという点もあるからなのか墨つぼを使われている人が少ないからなのかは判りませんが、墨つぼを購入しようと思った時に参考にできるものはかなり少ないと思います。

そこで今回は、日頃から大工さんや職人さん、DIYなどをされている一般の方などの意見なども踏まえて金物店店主としておすすめしたい墨つぼをランキング形式で紹介させてもらおうかと思います。もちろん、あくまで個人的な評価、ランキングになりますので誹謗中傷的なコメントやご意見は、控えていただきますようお願いします。

墨つぼの選び方でチェックしたい4つのポイント

墨つぼ 選び方

墨つぼの糸を抑える部分の形状を確認しましょう

墨つぼを選ぶ時にまず最初にチェックしてほしい部分は、墨を打つ時に糸を抑える部分の形状です。この抑える部分の形状は大きく分けて2種類存在しています。それが斜めカットか鶴首になります。斜めカットとは、墨つぼ本体から糸が出ている部分の形状が斜めにカットされていて、墨つぼ本体で糸を抑えて固定させる墨つぼです。斜めカットの場合、糸が見やすい形状になっていて墨つぼ全体で糸を抑えることができるので墨を打つ時に非常に安定します。

それに対して鶴首とは、墨つぼ本体から糸が出ている部分に糸を抑えるための棒状のものが付いていて、この棒状の部分で糸を抑えます。入隅など糸を抑えにくい場所で使いやすくなっています。斜めカットと鶴首を比較してどちらが優れているということではなく、ご自身が数多く使用するであろう場面に合わせて選ぶのがベストになります。

墨つぼのサイズを選びましょう

一言で墨つぼと言っても墨つぼのサイズは、大きいものからコンパクトサイズまで様々です。墨つぼのサイズに比例するように糸の長さも違いがあります。ご自身がされる作業の大きさに合わせて墨つぼのサイズを選んでみてください。また、作業上でのサイズ選びもそうですが、持ち運び、収納性という点においても墨つぼのサイズは重要な要素になりますのでトータル的にご自身が使いやすそうなサイズの墨つぼを選んでみてください。

墨つぼに装備されている糸の種類を確かめましょう

ここ最近の墨つぼには、従来の糸よりも切れにく糸が標準装備されていたりします。木材に墨を打つのであれば比較的フラットなので問題はそれほどありませんが、アスファルトなどのようにフラットではない面に墨を打とうとすると「糸が引っかかって切れてしまった」というリスクが出てきます。そのようなリスクを軽減させるために従来の糸よりも強化された糸が標準装備されている墨つぼもあります。

ただし、強化された糸が標準で装備されている墨つぼは、通常の墨つぼに比べて若干ですが、割高になっていますので墨つぼをハードに使わない方であれば通常の糸が装備されている墨つぼで十分だと思います。

墨つぼの墨を補充する部分はフルオープンかどうかチェックしましょう

墨つぼ用の墨汁を補充するために、墨つぼ本体は開閉式になっています。この開閉する部分が部分的に開閉するのか、フルオープンになるのかで墨汁の補充作業や糸の交換作業などのやりやすさが変わってきます。なので、できる限りフルオープンタイプの墨つぼを選ぶようにしましょう。

ただし、注意点としてカタログ上ではフルオープンタイプになっていたとしても実際の墨つぼを見てみるとフルオープンになりきっていないような墨つぼも存在します。できるだけ大きく開けることができる墨つぼを選ぶようにしましょう。

墨つぼのおすすめランキング

墨つぼ おすすめ ランキング

第1位 シンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus 自動巻

シンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus 自動巻

定価   2,400円(税別)
糸の長さ 15m
糸の太さ 0.6㎜
本体寸法 175㎜

以前までは墨つぼと言えばタジマというくらいほとんどの方がタジマの墨つぼを使っていましたが、現在では、シンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus 自動巻がかなり使いやすいと評判で大工さん、職人さんレベルでもこの墨つぼに切り替えてきています。コンパクトな本体は、腰袋に入れるにしても邪魔にならないサイズです。

なによりもウケているポイントは、墨汁を入れたり、糸を交換する際に便利なフルオープンできる本体の便利さです。新ロック機構を採用したタンクのフタが開閉しやすくなっており、フルオープンさせた状態も非常に扱いやすい状態になります。価格面においても良心的な部分は更にプラスポイントです。


引用元:You Tube
https://www.youtube.com/watch?v=7Un3zZbMnIs

シンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus 自動巻の口コミ

・この製品、木材に墨を打つとき手になじみ持ちやすく糸を引き出しやすい。
色もコーラルレッドの為、煩雑な作業場の中でも見分けがつきやすく『アレッ・・! 墨ツボはどこっ?・・』がない。
良いモノを手に入れたと思っています。

・ピーと延ばしてパチンッと打ち付けて墨付けをする に憧れて購入しましたが
やはり難しいです。必ず「墨つぼ用黒」と一緒にお買い下さい。

結局作業の効率上定規でラインを引いていました(^^;
無駄にならないようこれから精進します。

・長い物を切る時 イチイチ長い定規を引っ張り出さなくって良いですね便利です 墨も同時に注文一寸高いと言う人が居ましたけど確かに高い30ccで180円だもの モシカシテ墨汁で良いんで無いかい・・ ? 其の内試してみます 満足してます。

・今迄はタジマのを使ってましたが(道具屋などで種類豊富で目立つとこにあるからという理由で)、墨はすぐ乾くし、いっぱい注入すると漏れがすごい

気にして見てると大工さんのこちらの使用率が高いので購入しました

断然使いやすくて買って正解でした

引用元:Amazon
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%AF%E6%B8%AC%E5%AE%9A-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E5%A2%A8%E3%81%A4%E3%81%BC-Jr-Plus-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-73282/product-reviews/B00L1RG3WK/ref=cm_cr_dp_d_show_all_top?ie=UTF8&reviewerType=all_reviews

*参考
シンワ ハンディ墨つぼJr.Plus ジュニアプラス自動巻 ブラック73282/コーラルレッド73283

第2位 シンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus 自動巻

シンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus 自動巻

定価   3,500円(税別)
糸の長さ 20m
糸の太さ 0.6㎜
本体寸法 200㎜

選ばれる理由としては、シンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plusと同じですが、シンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plusよりもワンサイズ大きい墨つぼを使う必要のある人が選んでいます。


引用元:You Tube
https://www.youtube.com/watch?v=7BuwKSfDQIA&feature=youtu.be

*参考
【シンワ測定 SINWA】ハンディ墨つぼ Pro Plus 自動巻 ロイヤルブルー 73281

第3位 タジマ パーフェクト墨つぼ EVO S

タジマ パーフェクト墨つぼ EVO S

定価   3,770円(税別)
糸の長さ 15m
糸の太さ 0.6㎜
本体寸法 180㎜

タジマから販売されている通常の「パーフェクト墨つぼ」と基本的な部分は変わらずにデザイン性を新しくして価格を抑えた墨つぼです。細かい部分での各ポイントを改善、または補強は施されているそうです。従来、パーフェクト墨つぼを使っていて飽きてしまった人やより使いやすいものを使っていこうと考えられている人が多く使っているみたいです。

*参考
タジマツール Tajima パーフェクト 墨つぼEVO-S 赤 PS-EVO-S

第4位 タジマ パーフェクト墨つぼ EVO M

タジマ パーフェクト墨つぼ EVO M

定価   3,770円(税別)
糸の長さ 20m
糸の太さ 0.6㎜
本体寸法 200㎜

タジマ パーフェクト墨つぼ EVO Sと同様にタジマから販売されている通常の「パーフェクト墨つぼ」と基本的な部分は変わらずにデザイン性を新しくして価格を抑えた墨つぼです。細かい部分での各ポイントを改善、または補強は施されているそうです。従来、パーフェクト墨つぼを使っていて飽きてしまった人やより使いやすいものを使っていこうと考えられている人が多く使っているみたいです。

*参考
TJMデザイン タジマ パーフェクト墨つぼ EVO M PS-EVO-M (PSEVOM) PS-EVO-M

第5位 タジマ パーフェクト墨つぼ PS-SUM-R/W/B

タジマ パーフェクト墨つぼ PS-SUM-R/W/B

定価   4,840円(税別)
糸の長さ 20m
糸の太さ 0.6㎜
本体寸法 225㎜

現在のプラスチック製の墨つぼの先駆けとも言える代表的な墨つぼです。かなり昔から販売されていることもあって、現在でもファンの人が多く、販売数でもトップクラスを維持しています。使いやすさ、コストなど墨つぼと言えば、このタジマのパーフェクト墨つぼと言えます。

ぱっと見た感じでは、タジマのパーフェクト墨つぼ21と間違えてしまいがちなので要注意です。パーフェクト墨つぼ21は、逆に使いづらいという評判で有名です。

*参考
TJMデザイン(タジマツール) パーフェクト墨つぼPS-SUM-W 白 1個

第6位 シンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus タフライン

シンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus タフライン

定価   3,300円(税別)
糸の長さ 10m
糸の太さ 0.7㎜
本体寸法 175㎜

シンワ ハンディ墨つぼJr.Plus タフラインは、シンワ ハンディ墨つぼJr.Plus 自動巻の良さをそのままに、シンワ独自の糸で途切れず鮮明な墨が打てる耐久性の高い糸を採用しています。糸の保水力が高く、墨を付け直さずに連続した墨打ち作業が可能になっています。

シンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus 自動巻で十分、墨つぼの役割を果たしてくれるとかシンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus 自動巻よりも価格が高いからシンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus 自動巻でいいやといった理由もあってシンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus タフラインよりもシンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus 自動巻の方が売れています。

*参考
【シンワ測定 SHINWA】ハンディ墨つぼ Jr. Plus自動巻 タフライン メタルレッド 73289

第7位 シンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus タフライン

シンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus タフライン

定価   4,400円(税別)
糸の長さ 15m
糸の太さ 0.7㎜
本体寸法 200㎜

シンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus タフラインも、シンワ ハンディ墨つぼ Jr.Plus タフラインと同様にシンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus 自動巻の良さをそのままに、シンワ独自の糸で途切れず鮮明な墨が打てる耐久性の高い糸を採用しています。糸の保水力が高く、墨を付け直さずに連続した墨打ち作業が可能になっています。

シンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus 自動巻で十分、墨つぼの役割を果たしてくれるとかシンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus 自動巻よりも価格が高いからシンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus 自動巻でいいやといった理由もあってシンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus タフラインよりもシンワ ハンディ墨つぼ Pro Plus 自動巻の方が売れています。

*参考
【シンワ測定 SHINWA】ハンディ墨つぼ Pro Plus自動巻 タフライン メタルレッド 73287

第8位 タジマ ピーライン墨つぼ X

タジマ ピーライン墨つぼ X

定価   2,390円(税別)
糸の長さ 15m
糸の太さ 0.6㎜
本体寸法 155㎜

タジマから出ているコンパクトタイプの墨つぼです。墨つぼを作業上、ちょっとしか使わないという方、DIYにおいて小物などしか作成せず、大きな墨つぼは必要ありませんという方にはおすすめできる墨つぼです。

*参考
TJMデザイン(タジマツール) ピーライン墨つぼエックスPS-SUMX-W 1個

第9位 タジマ パーフェクト墨つぼ GUN6m X

タジマ パーフェクト墨つぼ GUN6m X

定価   3,950円(税別)
糸の長さ 15m
糸の太さ 0.6㎜
本体寸法 155㎜

タジマが開発した新形状のコンパクト墨つぼです。新たに開発した「マルチヘッド」を採用して、斜めカットか鶴首かという概念を取っ払い、あらゆる場面で使える墨つぼに設計してあります。まだ登場して年数も経っていないので持っている人も限られていますが、評判は決して悪くありませんでした。

*参考
タジマツール Tajima パーフェクト墨つぼ GUN 6m X 銀 PS-SUM6GNX

第10位 タジマ パーフェクト墨つぼ EVOX S

タジマ パーフェクト墨つぼ EVOX S

定価   5,660円(税別)
糸の長さ 10m
糸の太さ 0.6㎜
本体寸法 180㎜

従来の糸の36倍の耐久性があるという「剛糸(つよいと)」を採用した墨つぼです。価格が高いからなのか、切れにくい糸をそれほど求めていないのか真相はわかりませんが、当初自分が思っていた以上に愛用している大工さんや職人さんが少ない印象をうけました。DIYで墨つぼを使うことを考えたらここまで高級な墨つぼは必要ないかと思います。

*参考
タジマ パーフェクト墨つぼEVOX-S PS-EVOX-S

まとめ

建築現場に限らず、DIYにおいても同じなのですが、最近ではタジマの墨つぼを選ぶよりもシンワの墨つぼを選ばれるケースが増えてきているように感じます。価格をある程度抑えながらも使い勝手は、非常に良い墨つぼを開発してきているなと個人的にも感じます。

墨を打つためだけの道具である墨つぼですが、墨の補充、本体を握った感覚など、いろんな要素が合わさって使いやすい墨つぼになると思いますので、是非いろんな墨つぼを試してもらって自分の中でのベスト墨つぼを探し出してみてください。

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