墨つぼとチョークラインの使い方の違いは!?DIYで間違えてほしくないポイント!

こんにちは。金物店店主のハマゾーです。早速ですが、よくホームセンターの建築道具が売られているスペースには、墨つぼとチョークラインが近くに陳列されているのをご存知でしょうか!?使い方は、ほぼ同じで形もほぼ、同じような形をしていますが、使い方の違いってみなさんご存知でしょうか!?

DIYにおいても基準の線を引くために墨つぼを使う機会はあるかと思いますが、墨つぼとチョークラインの使い分けを理解していないとちょっと大変なことになってしまいます。今回は、DIYでの使い方で間違えないように墨つぼとチョークラインの使い方の違いについてご紹介していきたいと思います。

墨つぼとチョークラインの使い分け方

墨つぼ チョーク 使い方

墨つぼとチョークラインの使い分け方は、結論から言ってしまうと線を引いた後に消せるか消せないかの違いにあります。墨を消す必要がない、下地などの仕上げた時に表面に見えなくなってしまう部分に線を引く場合には、墨つぼを使用します。逆に墨を消す必要がある、線を引く場所が仕上げ材の上などの場合に最後に線を消したいという時にはチョークラインを使用します。

墨つぼの場合、カルコ部分(針の部分)は針の設定しかありませんが、チョークラインの場合、針とフックの2パターンが用意されています。墨つぼは、木材などの下地材に使用することが大前提なので「ちょっと傷をつけても大丈夫」という場所で使われるので針の設定のみになります。

逆にチョークラインの場合、仕上げ材の上から線を引くという前提があるので、針の穴も空けたくないという場面のために針以外にフックという選択肢があります。鉄板やブロックなどの針が刺せない材料にチョークラインを使う場合にフックを使います。仮にDIY初心者の方で墨つぼを扱うのに自信がないという方であれば最初に消すことのできるチョークラインから使ってみるという入り方も有りだと思います。

ただし、墨付けを行う状況によっては、針もフックもどちらも使えず、どうやって墨付けをしようか!?と頭を悩ませるような状況もよく出てきます。石を置いて糸を押さえてみたり、2人で片方ずつ押さえてみたりなど墨付けの際には、状況に応じて臨機応変に対応する必要が出てきます。

墨つぼの使い方もチョークラインの使い方も基本的には、変わりはありません。詳しく知りたい方は、墨つぼの使い方って!?DIY初心者に知って欲しい基礎知識の3つのポイント!!を参考にしてみてください。

チョークラインのチョークの消し方

チョーク 消し方

チョークラインは、チョークが消せるというのが売りですが、ひとつだけ注意点があります。チョークの消し方に関してメーカーで推奨している方法は特にありません。そのため、コンクリートや板金などチョークを打つ材料によってチョークが消しやすい、消しにくいというものがあります。特にチョークの粉が材料に入り込んでしまうような場合には、チョークの粉が取れずに消えなくなってしまう恐れがあります。チョークラインを使う場合には、事前の判断が重要になります。

チョークラインでチョークの粉を絶対に付けたくないという場合には、チョークラインをできるだけ使わずに水糸などを張って目印にするなどの工夫をしてみてください。どうしてもチョークラインを使用しないと作業が進まないという場合には、目立たない部分で一度、試してみてチョークが消せるということを確認してからメインの部分にチョークラインを使ってみてください。

*参考
【シンワ測定 SINWA】ハンディ墨つぼ Jr. Plus 自動巻 ブラック 73282

【タジマ】ピーラインチョーク自動巻《PL-CLJM》糸長さ:10m 自動巻取:7m[チョークライン]

まとめ

DIYの作業においても基準線を付けるために墨つぼやチョークラインを使う機会はあるかと思います。その時に下地材なのか仕上げ材なのかによって墨つぼを使うのかチョークラインを使うのか、使い分けをする必要があります。特に仕上げ材に対して基準線を付ける際には、失敗したからやり直しというように簡単にはいかないと思いますので慎重な判断や作業を心掛けてみてください。

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