墨つぼの使い方って!?DIY初心者に知って欲しい基礎知識の3つのポイント!!

こんにちは。金物店店主のハマゾーです。木材を切る部分を明確にするための基準線を付けるだったり、何かを施工する時の基準線にするであったり、目印を付けるために使われるツールのひとつとして墨つぼがあります。墨つぼと聞いて、みなさんはどのような墨つぼを思い浮かべますでしょうか!?

プラスチック製のカラフルな墨つぼ!?

または木製の木彫りされている高級感漂う墨つぼ!?

おそらく思い浮かべる墨つぼによって、みなさんの年代がバレてしまうのではないでしょうか!?笑

私が小さかった頃、何十年も前の話になってしまいますが、建築現場の大工さんが立派な木彫りの墨つぼを使って作業していたことを思い出します。そんな高級感漂う素敵な墨つぼも現代では、事務所の置物として数多く見かけます。現在の建築現場においても木製の墨つぼを使っている大工さんは、限りなく減ってきているかと思います。

タジマツールからプラスチック製の墨つぼが発売されてからは、ほとんどの大工さんが利便性などを重視してプラスチック製のタジマツールのパーフェクト墨つぼを使っています。もちろん、他のメーカーからも同等品のプラスチック製の墨つぼが発売されてシェアを取り合っていますが、プラスチック製の墨つぼが主流になって木製の墨つぼが使われなくなっていることに変わりはありません。

そんなプラスチック製と木製の墨つぼですが、墨汁の入れ方や糸の収納の仕方は違えど、使い方に関しては基本的には変わりはありません。でも、墨つぼの使い方の基本が理解していないと使おうと思っても使えませんよね。かといってホームセンターなどにいる店員さんもパートやアルバイトの方が多いと思いますので墨つぼの使い方って知ってるわけないですよね。

そこで今回は、DIY初心者や墨つぼを見たり、使ったりしたことがほとんど無い方のために墨つぼの使い方の基礎を教えたいと思います。

墨つぼの使い方の3つのポイント

墨つぼ 使い方

墨つぼを使って木材に線を引く時には、針を刺して、糸を引っ張って、糸を弾くという作業の流れになります。では、細かくご紹介していきましょう。

墨つぼの針を刺す

墨つぼには、カルコと呼ばれる針の部分があります。このカルコに糸が付いていて、糸の先には墨つぼの本体になります。通常時にはカルコは墨つぼ本体に収納された状態にありますので使う際には、カルコを引っ張り出します。墨つぼで線を引きたい場所の端と端に鉛筆でも何でも良いので印を付けます。

印を付けた片方にカルコの針を刺します。カルコの針を刺した後に墨つぼ本体を引っ張って糸を出していきますので、墨つぼを引っ張った時に針が抜けてしまわないようにしっかりと針を刺しておいてください。

墨つぼの糸を引っ張る

針をしっかりと刺したら墨つぼ本体を持って線を引きたい反対側の端まで移動して糸を引っ張り出します。線を引きたい端の部分まで行ったら印を付けた部分に墨つぼから出ている糸を押し当てます。この時にまっすぐな線を引きたいので糸をしっかりと張った状態にして印の上で糸を押し当ててください。何度も言いますが、糸をしっかりと張ることがポイントのひとつです。

墨つぼの糸を弾く

糸を押し当てて、糸が張った状態になれば、線を引きたい部分に墨つぼの糸がある状態になっていると思いますので、この状態のまま糸を指でつまんで上に引き上げてから糸を離します。この糸をつまんで引き上げてから離す作業を「弾く(はじく)」と表現します。この弾いた時に木材に墨があまり付いていないのであれば、もう一度同じように弾いてください。

通常は、一回弾けば墨はしっかりと付いてくれますが、糸に墨がしっかりと付いていない時には、何回か弾かないと糸が付いてくれない場合がありますので、墨の付きが悪い時には、墨の線が目視できるくらいになるまで何度でも弾いてください。

You Tubeでも墨つぼの使い方を紹介している動画がありましたので引用させて頂きます。私の言葉足らずな紹介では理解できないという方がおられるのであれば動画も参考にしてみてください。


引用元:You Tube
https://www.youtube.com/watch?v=0h70nm9allo&t=9s

*参考
【シンワ測定 SINWA】ハンディ墨つぼ Jr. Plus 自動巻 ブラック 73282

まとめ

いかがでしたでしょうか?最初は、なんだこれ!?どうやって使うんだ!?と戸惑うかもしれませんが、理解してしまえば特別難しいツールではありませんので、材木などに線を引く必要が出てきた時には、是非墨つぼを使うことをチャレンジしてみてください。

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