金槌の正しい使い方は!?DIY初心者でもできる5つのポイント!

金槌 使い方

「金槌で釘を打ってもまっすぐ打てない!」

今回は、こんなお悩みを持たれているDIY初心者さん向けに金槌の正しい使い方について紹介したいと思います。

こんにちは。金物店店主のハマゾーです。
よくアニメやドラマなんかで金槌で釘を打っているシーンで、話をしていたり、動揺したり、よそ見をしてしまって金槌で自分の手を打って「あいたたたた!!」と苦悶の表情になるシーンって昔からよくありますよね!?

そんなバカでヘタクソなこと自分に限ってするわけがないじゃん!と高を括っている人って多いんじゃないですか!?

DIY初心者や金槌を使うことに慣れていない人は、イメージで簡単に金槌で釘を打てると思いがちですが、実際に上手く打つのって多くの経験が必要だったりします。

なぜなら私も昔は叩いていましたから・・・ 笑。
ヘタクソで手を軽く叩いちゃってるんですけど恥ずかしいから何事も無かったかのように振舞っていました。笑笑

大工さんや職人さんが建築現場から奏でるリズムの良い打撃音は、金槌を多く扱わない人やDIY初心者の方には、かなり難しい技術だと言えます。
正直、私もあそこまでリズミカルに釘を打てません。

ただし、金槌で手を叩くことは今ではありませんけどね 笑。
そこで今回は、うまく金槌で釘が打てないという人のために金槌の正しい使い方のポイントを5つに絞って紹介していきたいと思います。

金槌の選び方

金槌 選び方

まず、金槌の正しい使い方をご紹介する前に金槌の選び方をご紹介したいと思います。
金槌は、使う目的に合わせて細かく分かれていますが、こちらでは一つ一つを細かくご紹介すると長くなってしまいますので、今回のDIY目的という点での選び方をご紹介すると先切金槌か八角金槌を選んでもらえれば良いと思います。

DIYに関して使用する金槌は、複数の事を求める必要がありませんし、複雑な作業を求める必要もありません。
ごく一般的な金槌を選ぶのが良いかと思いますので、釘を叩くための一般的な金槌である先切金槌か八角金槌を選ぶのがベストだと思います。

参考に先切金槌と八角金槌ってどんな金槌かを紹介しておきますので気になる方は是非参考にしてみてください。

マグナム先切金鎚 24mm 008315 王将(須佐製作所)
王将 マグナム八角玄能300g(品番:008117)『8184236』
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金槌の重さとサイズ

金槌 サイズ

金槌は、重さや頭の大きさによってサイズわけされています。
重さが重いと金槌の頭のサイズも大きくなります。

大きくて太い釘を打つ時には、重い金槌を使った方が少ない力で釘が入ってくれますが、あまりにも自分の力に合っていない重たい金槌を使ってしまうと正確に釘を叩けなくなってしまいます。

本来は実際に金槌を持ってみて使いやすい金槌を選んでもらうのが良いのですが、個人的にDIYでおすすめしている金槌のサイズは、重さ表示されている金槌であれば300g代の重さ、大きさ表示されている金槌であれば24㎜前後がちょうど良いサイズになるかと思います。

金槌の正しい使い方のポイント5つ

金槌 使い方

安定した場所で作業する

そんなこと当たり前のことじゃないですか!?とツッコミが入りそうですが、この当たり前が重要だったりします。

建築現場に限らず、DIYでも釘を上から叩ける場面もあれば斜めや横に叩かなければいけない場面が出てきます。
大きな作業になれば真上を向いて釘を天井に向かって叩く必要がある場合も出てきます。

釘を叩く方向を変えることは難しいかもしれませんが、できる限り金槌を叩く状況を安定させる事が、うまく金槌で釘を打つコツになるかと思います。

釘が安定するまで手を添えて金槌を軽く叩く

これも小学生の時に習うような初歩の事ですが、仮に木材に釘を打つとなると釘が自立するまで手を添えてあげる必要があります。
その時に、いきなりガツンと思いっきり金槌を叩くのではなくて最初は軽く叩いてあげる事が重要です。

軽く叩くことによって釘を真っ直ぐに叩く確率が上がりますし、何よりも自分の手を叩くというリスクを軽減する事ができます。

金槌の持ち方は柄の後ろを持ってスナップを効かせながら叩く

金槌を持つ手は柄の中央よりも頭の反対側、柄のお尻の方を持つようにしましょう。
柄のお尻の方を持つことによって金槌の頭の重さを利用した遠心力で釘を効率よく叩くことができます。
柄のお尻の方を持って腕全体で叩くというよりも手首のスナップを効かせながら叩くのが効率よく叩けます。

また、釘が大きい太いという場合には、手首だけを意識してもなかなか釘が入っていかないと思いますので、その時は肘を支点にして力を強めに叩くと良いと思います。
金槌を叩く時に釘が曲がらずに真っ直ぐ打ちたいという場合には、何回も挑戦する事と、あとはしっかりと釘を見て金槌を叩くということが重要になります。

金槌の頭の形状を理解して仕上げる

釘をある程度打ち込んで最後に木材に釘の頭を埋め込む時に何も理解せずにやみくもに金槌を叩いていると金槌で叩いた跡が木材に残ってしまいます。
仮に両口の金槌を使っているのであれば、片方が平べったい形状で片方がちょっとだけ丸みを帯びた形状をしているかと思います。

丸みを帯びている方は、簡単に言うと仕上げのための面になります。
丸みを帯びている面は、釘だけが金槌に当たるように設計されているので仕上げの時には丸みを帯びている面を使うことをおすすめします。

ただし、丸みを帯びているということは釘を打つ時に滑りやすいというデメリットもありますので最後の仕上げではない時は平べったい方の面で叩くと釘を叩きやすくなります。

必要な場合には下穴を空けてから釘を打つ

木材にそのまま釘を打つと場合によっては、木材にヒビが入ってしまいます。
もしも、仕上げの部分で使う木材でヒビを絶対に入れたくないという場合には、キリで下穴を空けることが絶対条件になります。

また、下穴を空けておくことによって最初から釘を自立させることができますので慣れないうちはどんな場面でも下穴を空けるのが良いかもしれません。

金槌のおもちゃ

金槌 おもちゃ

ここからは余談的なお話になりますが、小さいお子さんに早い段階から金槌の使い方を教えたいというのであればおもちゃの金槌を使って教えてあげるのが良いと思います。

お子さんとの時間も作れますし、親と共通の趣味にも繋がります。
そして何よりも手先を使うことでお子さんの頭の運動にもなりますので良いこと尽くしなのでおすすめです。

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まとめ

金槌で釘を叩く作業は、非常にシンプルなのですが、経験が少ないと釘が曲がってしまったり自分の手を叩いてしまったりすることが多い作業でもあります。
釘が曲がってしまった時には釘が真っ直ぐになるように横から叩けば良いのですが、これもある程度経験していかないと難しい作業です。

「習うよりも慣れろ!」DIYで行う作業の中で金槌で釘を叩く作業は、そんな言葉が最も当てはまる作業なのではないでしょうか。
慣れないうちは、関係のない端材などで試し打ちを何度も行ってみて慣れてから本番に取り組むのがベストではないかと思います。

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